映画感想ブログ シアターじぶんち

映画をメインに映像作品や音楽の感想を書くブログです。

『ベイビードライバー(2017)』感想 映画の快楽全部盛り!

ベイビー・ドライバー (字幕版)

超ハイテンションボンクラスタイリッシュアクションミュージカル。

最高です。

恐ろしい事にこの題材で万人向け。全人類にオススメ!

 

第90回アカデミー賞音響編集賞・録音賞・編集賞ノミネート。

監督/脚本は「ショーン・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]

」や「ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う! [Blu-ray]

」でお馴染み我らがエドガー・ライト。

主演はアンセル・エルゴート。

 

 

あらすじ

主人公のベイビーは天才的なドライビングテクニックの持ち主。

昔あった事故の影響で耳鳴りがしていて、音楽を聴いている時だけそれが止まるため、常に携帯音楽プレーヤーを手放せない風変わりな男だ。

彼はとある事情から、その才能を用いて銀行強盗の逃走車のドライバーをしている。

ある日行きつけのダイナーで女の子と仲良くなり、彼女のためにも裏の世界から抜け出そうとするのだが…。

 

感想

冒頭のカーチェイス

冒頭5分で心を鷲掴みにされます。

超カッコいい!

本当に緻密なカーチェイス、撮り方、逃げ方、全てに工夫が凝らされていて最高。

「こういう映画ですよ」という映画の自己紹介として、完璧。

なんとこのハイテンションが最後まで続く!

 

OPクレジット

冒頭5分で鷲掴みにされた心を握りつぶされます。もう離れられない。

本当に最高。音楽と映像の完璧な融合。

見ているだけで幸せな気分。

全編通してこの感覚が持続するという幸福。

 

コインランドリー

ヒロインとコインランドリーに行くシーンがあるのだが、

コインランドリーがこんなに美しいとは!

そこからのシーンの切り替え方も見事。

もう本当にうっとり。

 

小道具の使い方

印象的なサングラスや音楽プレーヤーやレコーダー等々。

その全てに役割と意味が与えられていて、本当に良く考えて作られているなと感心しきり。

 

主人公の追い詰め方

これがまた容赦無い!

どんどんどんどん追い込まれていく緊張感。

どうすれば解決できるのかと、本当に絶望的な気持ちにさせられる。

出てくる敵役が全員キャラが立っててとにかく怖い。

 

 

最大の敵は裏表

本作最大の敵は裏社会に入り込んでしまった、本来表の世界にいるべき人。

この世界から抜け出せず、ハマって行ってしまった場合に、ベイビーが最終的に行き着く場所。

音楽でそれを表現しているのが、本当に良くできている。

 

 

 

まとめ

丹精に丁寧に作られた作品。

真剣にふざけるという極めて優れたバランス感覚。

ハラハラドキドキワクワクさせて、笑わせて、うっとりさせて、感動的なシーンまで、映画の快楽全てが詰まっている。

ラストの展開も含め本当に、映画に、音楽に、そして社会に対しても真面目に誠実に作られていると思う。

 

ボンクラ映画の枠を超え、万人に愛される傑作だろう。

 

 

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