映画感想ブログ シアターじぶんち

映画をメインに映像作品や音楽の感想を書くブログです。

『ジュラシック・パーク(1993)』感想 いつ見ても、何度見ても面白い!

ジュラシック・パーク(字幕版)

 

娯楽映画の金字塔。

子供の頃に見たきりだったんだけど、今見てもやっぱり最高に面白い。

映画の面白さがギューッと詰まってる。

何度見てもサイコー!

昔の映画だし、ネタバレを含みます。

 

 

あらすじ

恐竜の化石の発掘調査をしている生物学者のアラン・グラントと、その恋人で古植物学者のエリー・サトラーは、発掘資金提供者のジョン・ハモンドから、追加の資金援助と引き換えに、彼の事業の視察に来るよう要請される。 

ハモンドに連れられ向かった島では、琥珀化した蚊の中にある恐竜のDNAから、恐竜を復活させ、テーマパークを作ろうとしていた。

 

感想

予感と衝撃

この使い分けが絶妙。

水の波紋や音や影でドキドキハラハラさせる演出と、

いきなりやってきて一瞬で終わるシークエンス。

ショックとサスペンスの使い分けが本当に上手い。

予感と予兆で埋め尽くされてて、飽きる事無く次から次へと物語が進んでいく。

見せる部分と見せない部分の使い分けが本当に職人芸。

 

 

演出のキレ

ホラー演出の完成度がめっちゃくちゃ高い。

性格が悪いというか何というか、悪戯心の塊みたいな悪趣味節。最高。

グロテスクなシーンもあるけど、人が悪すぎて笑っちゃう。

助けだと思ってホッとしたら腕だけとか、スピルバーグは人体欠損描写を必ず描かなきゃいかんのかw

襲ってくるシーンは丁寧に描くけど、最後の部分は直接的に描かないのが逆に怖さを増したり、観客の感情を理解して弄んでる感が凄い。

 

サスペンスの作り方もめちゃくちゃ上手い。

時間制限の作り方とか、フリとオチとか。

 

 

分かりやすさ!

とにかく分かりやすい。

ハラハラドキドキワクワクと人間の子供心を直接揺さぶる様な、本能に訴えかける様な映画。

編集も奇麗に整理されてるし、映像的にも見やすい。

 

チーム分けして何個かのシーンが同時進行させる際の手際の良さが凄い。

全く混乱しないし、それらが有機的に混ざっていく。

本当にお手本みたいな作り方。

誰が見たって面白い、正に娯楽映画の黄金の道。

 

 

キャラクター

登場人物や恐竜たちも魅力に溢れている。

大人になりきれない主人公が成長していく様がしっかり描かれている。

最初子供と張り合って脅したり、子供との交流から逃げたりするグラントが、

子供たちを守るために危険を冒したり、徐々に大人としての責任を引き受けていく。

木の上で子供を守りながら「私も進化の時なのかな」と言って、子供っぽさの象徴であるラプトルの爪を捨てるシーンが感動的。

 

逆に子供を見捨てる人はめちゃくちゃ嫌な最期にされたり、これも分かりやすくて良い。

ネドリーとかハモンドとか、対比させる様に子供っぽい大人たちが出てくるのも筋として奇麗。

ジュラシックパーク建設という夢が、どこか映画製作というものと被って見えたり…。

 

ヒロインポジションのサトラーが「男も女も関係あるか!」って感じの、行動的で現代的な女性像で好感が持てる。

 

そして最後はちゃんと子供たちも活躍して、子供のための映画に戻してあげるのも良い。

 

 

この時代とは思えない程のCGとか、

否応なくテンション上げさせられる音楽とか、

その他にも見所が沢山!

 

いつ見ても楽しい娯楽映画の教科書!

 

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