映画感想ブログ シアターじぶんち

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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』感想 MCU11弾。お祭り再び、問題は大体社長のせい。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (字幕版)

MCU第11作目。

スーパーヒーロー大集合の、お祭り映画アベンジャーズシリーズの第2作目。

1作目の感想はこちら。

作品情報

監督/脚本は、前作アベンジャーズに引き続きジョス・ウェドン。

キャストも、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナーと、 お馴染みの面子が勢ぞろい。

さらに、クイックシルバー役のアーロン・テイラー=ジョンソン、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンなど、新たな面子も参戦だ。

あらすじ

簡単に言うと、世界の平和を守るためにロボットを作ったら反乱起こされちゃったので、皆でそいつを止める話です。

感想

トニー・スタークの扱いへの疑問

最初に1個だけ気になる部分を。

AoUを手放しで褒めれない理由がこれ。

今作以降のトニー・スタークが本当に好きになれないんですよ。

自分勝手で傲慢で、いつでも自分が一番正しいと思ってる。

そのくせ臆病で感情的で攻撃的で分からず屋、って面倒くせぇおっさんだなオイ!これじゃ、最初のアイアンマンの頃に逆戻りだよ!

キャップに対して妙に噛みついてくるのもうるせぇぞ!(信者意見)

あんなに素晴らしかったアイアンマン3が、丸ごと無かったみたいになってませんか?

トニーの成長も、未知の勢力に対する恐怖の克服も、スーパーヒーローやアイアンマンである事の呪縛からの解放も無かったことになってませんか?

莫大な権力を1人の人物、あるいは国に集中させる事を良しとするなんて、やっぱりコイツはボンボンのエスタブリッシュメントだよ!

ヴィジョンが良い奴だったから、結果的に良かったみたいになってるけど、やってる事が根本的に間違ってねーか。

自分だけが自由に使える世界一の武力を開発したいって、お前ほとんどヒドラと変わらんじゃないか。

ソーが見た予言でヴィジョンが必要だからって理由も、なんか納得できねーぞ。

と言うわけで、軍事大国アメリカの象徴とせんがために色々仮託した結果、トニー・スタークと言う魅力あるキャラが死んでしまってはいないか。

どいつもこいつも、皆最初は「平和のために」って言うんだよ。

ブルース・バナーとハルクの切なさ

今作で、ナターシャとちょっと良い仲な彼。

誰かを好きになればなるほど、近づけば近づくほど、距離を取らなければいけない彼が切ない。

自分の中のハルクが、いつ彼女を傷つけるか分からない恐怖。

大切だからこそ離れなければいけない、彼の孤独が胸を締め付ける。

自分に自信が無い、奥手な非モテ連中は彼の気持ちが痛いほど分かるはずだ!

自分なんかが近くにいると迷惑だろうし…。とか思った事あるだろ!

そんなブルースに対して、かつて男女2:2デートのはずなのに後ろの方を一人で歩いてたキャップがアドバイスをするってのも、実感こもってて素晴らしいぞ!

お前ら2人とも幸せになれ!

怒りに任せて暴れた後に、自分が壊した街と逃げ惑う人々を見るハルクの顔ときたら…。

自分は存在しちゃいけないんだって認識するシーン、こんなに悲しい事はないですよ。

ホーク・アイ、大人の魅力

マーベルヒーローが持つ最大のテーマ「世の中を良くするために、皆自分ができる範囲で、出来る事をやろう。」を体現する男。

ヒーローの条件とは、スーパーパワーの有無ではない。

自分が持つ力を人の為に使うという、決意と行動ができるかどうかなのだ。

超人の集団と超常現象の中、普通のおじさんが弓一つで障害に立ち向かうぞ。

過去の経験を生かして敵の攻撃を破ったり、メンターとして双子を導いたりと大活躍の激渋おじさんだ。

今にも「よっこらせ」と言わんばかりのおじさんっぷりに萌えたり、燃えたりする事必至。

戦いに行く前に独り言ちながらやる、フーッっていう深い呼吸がたまらんよね。

クイックシルバーカッコ良すぎ問題

こいつカッコ良すぎないか?

キャラクターもデザインも役者も能力も物語上の役割も、全部カッコいいぞ。

韓国での列車のシーンがマジ最高。

スパイダーマン2と双璧をなす、最高の暴走超特急シーン。

彼が主役のスピンオフを作ってほしい。

スカーレットウィッチかジーンに頼んだら何とかしてくれないかな。

見た目とキャラがAoUのクイックシルバーで、X-MEN: アポカリプスのクイックシルバーの映像やってくれたら泣いちゃう。

キャップとソーとムジョルニル

本作の1番燃えるシーンがこちら。

ソーが持つハンマー、ふさわしき者しか持つ事が出来ない「ムジョルニル」。

アベンジャーズ飲み会で持ち上げゲームみたいになって、皆が持ち上げようとするんだけど、持ち上げられない。

しかし、キャップが挑戦すると、一瞬ピクリと動き、ソーも驚き「まさか?」の表情。

結局持ち上げられないわけですが、キャップなら持ててもおかしくないと思わせる力があるよね。

その高潔さでもって、神の領域に近づく男。惚れる。

そして、そのムジョルニルをあっさり持つ事で、有無を言わせずチームの要となるヴィジョン!

この、説明を省いた気の利いた演出!

あと、ヴィジョン誕生の次のショットがワンダだったり、街に取り残されたワンダをヴィジョンがお姫様抱っこで救出したりと、後の展開の伏線も楽しい。

 

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次は小粋な箸休め。

フェイズ2の終わりがAoUじゃなく、アントマンと言うのは、気負いが無くて良いね。

アントマン (字幕版)

アントマン (字幕版)

 

 どうせ作るなら、こういうロボット作ってよ。

ベイマックス (字幕版)

ベイマックス (字幕版)

 

 こういうのとか。