映画感想ブログ シアターじぶんち

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『ナイトクローラー(2014)』感想 人間性を捧げよ…!

ナイトクローラー(字幕版)

 

いやー本当にサイコー。サイコーです。

見ている分にはどこまで行くのかワクワクするけど、絶対に身近にいて欲しくない男。

1分喋るだけで1日分の精神力を消耗するわ。

ある種の超人。サイコパス好きにオススメ

 

 

第87回アカデミー賞脚本賞ノミネート作品。

監督/脚本はダン・ギルロイ。

主演はジェイク・ジレンホール。

 

あらすじ

主人公のルイス・ブルームは仕事にありつけず、工事現場のフェンスを盗み日銭を稼いでいた。

盗んだ品物を売り、家に帰る途中、事故現場を撮影してTV局に映像を売るパパラッチに遭遇する。

彼らのやり方を参考に、ルイスも報道パパラッチを始めるが、

TV局とルイスの求める映像はどんどんと過激さを増していく…。

 

 

感想

映像の美しさ

タイトルの通りほとんどのシーンが夜。

夜の街が妖しく、美しく撮られている。

道路の奇麗なこと。光を反射させるために水撒くってヤツかな。

 

光の使い方が本当に上手い。人工的で冷たい感じ。

全体的に暗く、主人公の目を通して世界を見ているよう。

最初のカットでもう映画の世界にグッと入り込ませてくれる。

 

ナイスサイコパス!

主人公のルイスがマジでサイコパス。サイコパス検定1級。

心を母親のお腹に置いてきたんじゃないか。

そもそもこの男、人間なのか?悪魔か何かじゃないのか?

極めて正常に異常な感じが、見ていてゾクゾクする。

 

ジェイク・ジレンホールの名演が光る。

眼を見ただけで、コイツやべーなと分かる。

本当に彼以外にはできない役、ハマリ役じゃないだろうか。

 

一線を超える瞬間

ルイスが人としての一線を越える瞬間の顔!

まぁ、最初からアレなヤツではあるんだけど、

本当に人間として、お前それやるのか?そこ超えていいのか?っていう瞬間の見事な表情。

音楽の高揚感も相まって、見ている側の感情と理性に物凄い捻じれが生まれる。

やった!ってなるけど、なっていいわけあるか!

 

 

 

 

まとめ

計算が生み出す悪魔の様な存在。

恐ろしい事に、こういう奴らはおそらく実在する。

そして、その向上心と容赦の無さを武器に、成功者となっているだろう。

 

 

人を数字で考えるのは本当に恐ろしい事です…。

 

 

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