映画感想ブログ シアターじぶんち

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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)』感想 MCU第9弾。スリリングな展開、華麗なアクション、そして美しい映像に深い物語。文句なしに面白い大傑作!

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (字幕版)

MCU9作目。

キャプテン・アメリカシリーズの2作目。

MCU作品のシリーズ2作目なのに面白いぞ!どうなっているんだ!

この映画は本当にある種の魔法みたいなモノがかかってる。

この作品でキャップに惚れた人は1作目も是非見ましょう。泣ける。

監督は皆大好きルッソ兄弟こと、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソ。

彼らは後に、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 、そしてアベンジャーズ / エンドゲーム と言った数々の傑作を残してくれるぞ!

ありがとう!

脚本はクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリー。

前作キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (吹替版)から引き続きの担当だ。

 余談だが、この2人マイティ・ソー/ダーク・ワールドの脚本にも参加している。

ダーク・ワールドの脚本クレジットには3人の名前、大傑作ウィンター・ソルジャーには2人…。

それも、ファーストクレジットに名前が載っている人がいない…。

やめろ!犯人捜しはやめるんだ!!

あの映画の問題は脚本だけじゃないしね。

役者陣は、クリス・エヴァンスやスカーレット・ヨハンソンはもちろんとして、
ウィンターソルジャー:セバスチャン・スタンや、キャップの相棒サムことアンソニー・マッキーと言った、今後も登場し続けるナイスガイ達が登場するぞ。

感想

とにかくカッコいい!

カッコ良さとは何なのか、その答えはこの映画に詰まっているぞ。

この映画はカッコよさ博覧会である。

出てくる人物が皆カッコいいんですよ、本当。

キャプテン・アメリカは言わずもがな、今回は盾を使ったアクションのアイデアも豊富になって増々カッコいい。

船上の格闘シーンからすでにカッコいいし、ニック・フューリーに抗議する内容もカッコいいし(頭韻を踏むお洒落さん)、バイクに乗っててもカッコいいし、エレベーターのシーンは最高だし、ブラックウィドウとの逃避行は超可愛いし。

ブラックウィドウの案で、カップルのフリをして追手を切り抜けるシーン、追手が通り過ぎた後の「え、マジ?こんなんで?」みたいに振り向くキャップが最高。

僕はもうキャップが盾持って敵に向かって走ってるだけで泣ける。病気かもしれない。

ウィンター・ソルジャーは動きがいちいちカッコいい。

登場シーンの、向かってくる車を破壊して、のっそり避ける姿だけでたまんない。

そして、あの見事なスーパーヒーローランディングを見てくださいよ。

ヤツはスーパーヒーローなんですよ!

あと、手榴弾のピンを抜いた敵をその瞬間撃ち抜き、落とした手榴弾で敵機を破壊する所がめっちゃくちゃカッコいい。

そもそも金属の腕の時点でカッコいい。

デザインも良いうえに、セバスチャン・スタンの顔もカッコいい。

さらにはブラックウィドウやニック・フューリーやシールド副長官のマリア・ヒルやサム、皆がちゃんとカッコいいぞ。

これ凄いのが全員が全員の、それぞれの個性とか持ち味を出してカッコいいんです。

誰1人として同じ人間がいないのです。

そんな映画の中で、誰よりもカッコいい男。それはシールドの職員だ。

スーパーパワーなんか持ってない、ヒーローでも何でもない彼が一番カッコいいのだ。

後半のキャップの演説のシーンから先は何度見ても泣いてしまう。

自らを危険に晒しても、正しい事をしようとする人間を見ると何故こんなに感動するのか。

劇中で名前が出ない人にまで、ちゃんと光が当たる。

1つ1つの映像も本当にカッコいいし、板野サーカス的なミサイルまで飛び出すので、本当コイツら気持ちいいとこ分かってんなぁ!って感じ。

時代に取り残された男たち

70年の時を超え現代に蘇った男たちの悲哀。

キャップが、年老いたかつての恋人ペギー・カーターの所へお見舞いに行くシーンがあるんだけど、そこが本当に泣ける。

彼が背負った孤独の辛さときたら…。

そういった描写を丁寧に描くことで、キャップの抱く、70年の間に変わってしまったアメリカへの不信感も際立つ。

自分たちが命を懸けて守った世界が、本当にこれでいいのか?

アメリカ建国の原点にある理想の視点から問いかけるキャップの悩みは、国のために生きてきた自身のアイデンティティの問題でもあり、同時に社会への告発でもある。

そして、今回現代に蘇った男はもう1人。この2人の圧倒的ブロマンス感よ。

この世界に同じ気持ちを共有できる可能性があるのは、この2人しかいないのだ…。

演出の手際の良さ!

開始早々のキャップとサムの会話シーンでキャプテン・アメリカがどう言う人物なのかを説明する。

これが美しい映像と、魅力的な人物のユーモア溢れる会話とギャグを交えて行われ、時間にしてわずか3分半。

この映画を、この人たちをもっと見たい、と思わせるに十分な効果だ。

走るキャップの背景に、アメリカ建国の父:ワシントンの記念塔が見えるのも意味深い。

ランニング中のキャップの「On your left.(左から失礼)」とサムの「Don't Say It .(言うな!)」のシーンは本当吹き出しちゃう。

人から聞いた、自分が眠ってる間の重要な出来事をメモしてるキャップは可愛くもあり、切なくもあり、面白い。

Star wars / Trekって記述の何も分かってない感じが最高。

やめろ、キャップ!戦争が起きるぞ!

本当、このメモだけでもどれほど楽しめるか。観客心理を知り尽くしているね。

 

ファンが見たいものを見せてくれて、かつファンじゃない人も入り込みやすく楽しめる。

登場人物全員に見せ場があり、皆が皆カッコいい。

ありとあらゆる部分、全てにおいて気が利いている映画。

会ったことないけど、ルッソ兄弟は多分すげー良い奴らだと思うぞ!

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次はこれ。この辺のMCU大快進撃だね。気絶しそう。